以前からウェイトペイントを別のオブジェクトに反映する「ウェイト転送」という技術があることは知ってはいたのですが、やり方が分からず放置していたので、blender2.9で使う機会があったのでメモになります。
自宅に帰ってきてからずっと手のモデリングをしていました。
— なまてん (@namaten39) September 9, 2020
良い感じなのでこれで完了!#blender pic.twitter.com/zkd3Anwd3O
手のオブジェクトを作成したので、手のオブジェクトの一部をコピーしてウェイト転送します。
まずボーンとオブジェクトを選択、ctrl + Pで自動のウェイトで親子関係をつけます。
試しに曲げてみるとグニャリ。
手のオブジェクトに沿って変形してくれないので、汚いです。
今回は手のオブジェクトからグローブのオブジェクトにウェイトを転送したいので、グローブのオブジェクトにデータ転送モディファーを追加します。
ソースに「ウェイト転送したいオブジェクト」を選択
頂点データにチェックを入れ、頂点グループを選択、マッピングに最近接面の補間を選択します。
ちなみにモディファを適用する前にポーズモードで試しに動かそうと思っても想定した動きになりません。
モディファーを適用させることで初めて動くようになります。
モディファーのメニューから適用を押します。
以上で完了です。